三井化学／植物由来成分のシートクッション、新型レクサスに採用

三井化学は7月15日、植物由来ポリウレタンを用いた「自動車用シートクッション」をトヨタ自動車、トヨタ紡織と共同で開発、トヨタ自動車が5月に発表した新型プリウスに引き続き、７月に発表した新型レクサスHS250hに採用されたと発表した。

従来のシートクッションに用いられるポリウレタンは、石油由来のイソシアネートおよびポリオールを反応させて製造するが、新開発の植物由来ポリウレタンは、石油由来のポリオールの一部を非可食植物であるトウゴマ由来の「ひまし油」の成分に置き換えることに成功した。