フェデラルエクスプレス（フェデックス）は7月16日、特定非営利活動法人「次代の創造工房」と共同で7月12日、フェデックス社員と家族の計24名を対象としたエコドライブ研修「The Eco Drive」を実施したと発表した。
研修は、フェデックスがグローバルで取り組む環境プログラムの一環。フランスで毎年行われ、スピードと効率性が求められる「ル・マン24 時間レース」のレーシングドライバーである寺田陽次郎氏による講義のほか、燃費計測器を搭載した車両を実際に運転し、環境に優しい省燃費運転を体験する実技演習を実施した。
フェデックスは、全世界で温室効果ガスの削減に努めており、2020年までに自社運航機からの二酸化炭素排出量を2割削減し、自社集配車両の燃料効率を2割改善するという目標を掲げている。また、日本では国土交通省から特定輸送事業者との指定を受けており、5年間で燃料使用量を5％削減することが求められている。
同社は、環境プログラムの一環として、ハイブリッドカーの導入、紙・電力使用量の削減、エコドライブの推進などの環境対策を実施している。
