LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日立製作所/物流管理などの日立MVNO事業支援サービスを提供開始

2009年07月17日/IT・機器

日立製作所は、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信網を活用した「日立MVNO事業支援サービス」を体系化し、仮想移動体通信事業者(MVNO)向けに14日から提供を開始した。

具体的には、MVNO事業に必要なプラットフォームを開発し、これを利用することでMVNOが短期間でビジネス立上げが可能な「MVNE(MVNO事業の支援事業者、この場合同社)プラットフォーム利用サービス」、コンタクトセンターの構築から運用までをサポートする「コンタクトセンターサービス」を提供する。

新サービスのMVNEプラットフォーム利用サービスは、回線登録、開通、通信利用データの集計などを行う「コネクティブサービス」と、加入契約者情報の管理、販売代理店管理、物流管理ほかの情報提供などを行う「ビジネスサポートサービス」で構成される。これらのサービスはMVNOの業態に合わせて利用範囲を選択できる。

また、ニーズに合わせてシステムの提供形態を日立のデータセンターを活用して提供する「データセンター型」と、ユーザーの設備としてシステムを構築する「インテグレーション型」の2つのタイプから選択可能。

サービスの特徴は、日立が開発したMVNEプラットフォームを利用することで、MVNO事業者のビジネスに必要な情報システムの構築を最小限に抑え、短期間で導入可能な点。

また、業務全体の流れを制御するビジネスプロセスと、顧客契約・管理や料金計算などの業務処理を実現するサービスコンポーネントを分離したアーキテクチャとし、MVNOの要件に応じた必要なサービスコンポーネントをカスタマイズてせき、柔軟に組み合わせて利用できる。

利用料金はコネクティブサービス、ビジネスサポートサービス、コンタクトセンターサービスのいずれも個別見積り。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース