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UPS/第2四半期の営業利益16.7%減

2009年07月27日/3PL・物流企業

UPSが7月27日発表した2009年第2四半期業績によると、売上高は108億3000万ドル、営業利益は前年同期比16.7%減の9億ドルとなった。

1日平均取扱量は1430万個で、取扱貨物の総数は4.7%減の9億1400万個だった。

フューエル・サーチャージ(燃油特別付加運賃)の低下や貨物の軽量化、為替の悪影響を反映して、貨物1個当たりの平均売上高は10.5%減少。営業費用(燃油費を除く)は9億8500万ドル減少した。

米国国内小口貨物部門の売上高は67億9000万ドル、営業利益は4億8000万ドル。1日平均取扱量は1250万個。。フューエル・サーチャージの低下、貨物の軽量化傾向、商品嗜好の変化により、米国内での小口貨物1個当たりの売上高は7.8%の減少。取扱量は減少したが、同部門のシェアは拡大した。

国際小口貨物部門の売上高は22億5000万ドル、営業利益2億9000万ドル。1日平均取扱量は182万個。

サプライチェーン/フレート部門の売上高は17億9000万ドル、営業利益は1億3000万ドル。サプライチェーン/フレート部門の売上高は、フューエル・サーチャージの低下と取扱量の減少により23.3%減。営業利益率は、フォワーディングとロジスティクス事業の収益改善やコスト管理によって拡大した。 UPS Freight(米国内混載トラック輸送・トラック貨物輸送サービスを提供する事業体)では、LTL(混載トラック輸送)のトン数と貨物数が前四半期を上回った。

第2四半期中、医薬品、医療機器、バイオテクノロジー分野の企業からのサプライチェーンサービスの需要の高まりに対応するため、プエルトリコとオランダでヘルスケア物流施設の操業を開始した。

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