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シャープ、ソニー/大型液晶パネル・モジュールの製造・販売で合弁契約

2009年07月30日/SCM・経営

シャープとソニーは7月30日、大型液晶パネルと液晶モジュールの製造・販売事業の合弁契約を締結した。

シャープが、大阪府堺市に建設中の液晶パネル新工場を会社分割によって7月1日に100%子会社のシャープディスプレイプロダクト(以下:SDP)に承継し、ことし10月に工場稼動開始する。

契約内容は、SDPが、ことし12月29日に第三者割当て増資を実施し、ソニーから100億円の出資を受け、同日付けでシャープとソニーの合弁会社となり、ソニーは段階的にSDPへ出資を行い、最終的に最終的な出資比率(シャープ66%、ソニー34%)とする。

SDPは、世界初の第10世代マザーガラスを採用する液晶パネル新工場の優位性を最大限に活かし、品質、コスト、性能において業界最高水準の大型液晶パネル及び液晶モジュールの製造・販売を行う。

シャープとソニーは今後、液晶モジュール用の部材の共同開発についても検討を進め、協力関係をさらに強化する。

合弁会社の概要
商号:シャープディスプレイプロダクト(株)
所在地:大阪府堺市堺区匠町1番地
代表者の役職・氏名:取締役社長佐治寬
主な事業内容:大型液晶パネル及び液晶モジュールの製造・販売
設立年月日:2009年4月1日(シャープ100%子会社として設立)
合弁化年月日:2009年12月29日
決算期:3月31日
資本金:2009年12月29日時点で150億円(2009年7月30日時点は、100億円)
資本準備金:2009年12月29日時点で1,270億円(2009年7月30日時点は、1,220億円)
生産能力:72,000枚/月(稼動当初は36,000枚/月)(マザーガラス投入ベース)
総投資額(予定):約4,300億円(リース資産を含む)

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