SBSホールディングスは、新規営業の強化の一環として2月から開始した「3PL提案営業育成実践研修」が7月25日に成果発表会を行い、全9回の課程を終了し、8月1日から後期研修を開講した。
研修目的は、顧客の物流課題を解決する手法を実践的に習得し、3PL商談を受注に導く人材の増強で、物流コストや在庫をどう削減するか、SCMをどう構築するかなど提案が非常に重要なため、独自のコンサルタント育成コースとして3PL提案研修に取り組んでいるもの。
3PL提案研修は、即戦力の人材育成をめざすため、実際の顧客に対して提案活動を行い、前期生は3名から5名で6チームを編成。チーム毎に複数顧客を選定し、日常業務の一部としてアプローチを試みた。
最終発表会には、各チームが最も成果が上がった事例を鎌田正彦代表をはじめグループ各社の経営トップ14名を顧客に見立ててプレゼンテーションを実施した。
発表後、営業成果、プレゼンテーション、営業プロセス、提案内容から審査を行い、食品会社の物流改革を短中期に提案したCチーム（ティーエルトランスポートとティーエルロジコムの混成）が社長賞、小テスト成績や出席率、顧客訪問数などからFチーム（ティーエルロジコム）の古川長史氏がベストスチューデントとして表彰された。
前期3PL提案研修では、グループ5社から参加した23人が修了し、8月1日から開講した後期研修には28人が受講し、今年度目標の50名の3PL提案人材の育成を達成する予定。
