三井倉庫が8月4日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は213億6300万円(前年同期比17.1%減)、営業利益13億7200万円(17.3%減)、経常利益10億600万円(36.5%減)、当期利益3億7400万円(31.9%減)となった。
物流事業で昨年7月の福岡レコードセンター、8月の厚木新倉庫、ことし2月の辰巳事業所の新規寄与があったものの国内外での荷動きの落込みが激しく、一般物流、港湾運送、海外事業の各事業で売上高、営業利益が共に大きく減少した。
不動産事業は昨年7月取得の賃貸用ビル3棟、ことし1月のMSC深川ビル2号館の寄与などにより伸張したが、全体的には減収減益となった。
通期は売上高960億円(3.8%減)、営業利益73億円(15.7%増)、経常利益55億円(12.0%増)、当期利益22億円(27.0%増)を見込んでいる。