上組が8月10日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は477億4700万円（前年同期比16.8％減）、営業利益45億4700万円（24.0％減）、経常利益49億4000万円（24.4％減）、当期利益27億6800万円（25.0％減）となった。
事業別の概況は、物流事業部門の港湾運送事業で自動車、製鉄原料、プラント、コンテナなど輸出入貨物が低調な取扱いとなり、作業収入は19.9％減の173億9800万円と減少した。
在庫調整や消費低迷による物量の減少から、倉庫業は10.8％減の46億1300万円、倉庫工場荷役請負業は7.3％減の39億1500万円、重量貨物運搬業は10.0％減の16億4100万円、自動車運送関連事業も14.3％減の76億600万円となるなど、物流事業部門の売上高は16.9％減の454億9100万円と減少した。
建設機工事業を含むその他事業部門では、民間設備投資の減少などで売上高は14.1％減の22億5600万円となった。
通期は売上高2040億円（6.3％減）、営業利益200億円（5.0％減）、経常利益213億円（5.6％減）、当期利益124億円（4.2％減）を見込んでいる。
