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三菱重工/米国子会社が独物流機器メーカーと北米市場で協業

2009年08月17日/物流施設

三菱重工業の米国子会社ミツビシ・キャタピラー・フォークリフト・アメリカ(MCFA)は8月17日、ドイツの物流機器メーカーのユングハインリッヒと、北米市場での屋内物流機器の製造・販売で協業契約を締結したと発表した。

MCFAはユングハインリッヒが北米で展開するすべての製品の独占販売権を獲得した。ユングハインリッヒが開発する一部の製品をMCFAが製造する。北米市場で屋内物流機器の品ぞろえ拡充を目指すMCFAと、MCFAの販売網活用により事業拡大を目指すユングハインリッヒの利害が一致した。2010年からスタートする。期間は10年。

協業の対象エリアは米国、カナダ、メキシコ。MCFA向けにウォーキー、エンドライダー、スタッカーなどの製品をOEM(相手先ブランド)供給してきたユングハインリッヒは、従来の製品ラインアップに加え、3輪電動式カウンターバランス式フォークリフトなどもMCFA販売網で販売する。エンドライダーなどはユングハインリッヒが開発し、MCFAが製造・販売する。

ユングハインリッヒの北米市場での現行販売・サービス活動は、MCFAが2010年から引き継ぐ。ユングハインリッヒは、ヒューストンに設計拠点「ヒューストン・デザイン・センター」を設立。北米市場向けの新しい屋内物流機器の製品開発を行う。

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