新日鉄ソリューションズとアットストリームは8月27日、製造業向けを中心とした業務改革からITシステム構築、定着までの一貫サービス「NS@Stream Initiative」の提供を開始する。
製造業での豊富なITシステム構築実績を持つ新日鉄ソリューションズと、グローバル経営管理やサプライチェーン改革についての業務コンサルティングに強みを持つアットストリームが、業務改革の取り組み（上流工程）とITシステム構築（下流工程）の各工程で一体となり、プロジェクト全体のQCD（品質･コスト･期間）の向上を図る。
協業によるメリットとしては、上流工程と下流工程を継続して実施することによるプロジェクト期間の短縮（3か月～6か月程度）のほか、プロジェクト期間の短縮によるコスト削減（通常比20%程度）を見込んでいる。
サービスの内容は、グローバルサプライチェーン改革、CRM改革、グローバル経営管理改革の3点。
グローバルサプライチェーン改革については、複雑化したサプライチェーンを改善し、生産･物流のスループット向上を支援。3つの可視化手法（ノードマップ、戦略マップ、目標/方策マトリクス）を用いて、サプライチェーンのあるべき姿を定義する。
改善に向けたロードマップを策定し、改革を実現するITシステムの全体像を策定。投資対効果（ROI）を含む効果的で実行可能なプロジェクト計画を策定する。費用（簡易診断フェーズ）は800万円～（標準工期：2ヶ月間～）。
今回の協業体制では、上下流の各領域での強みを活かした連携による一貫サポートなどが特徴となる。
