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プロロジス/日本ロジスティクスファンドと共同保有、共同運営で協定

2009年08月31日/物流施設

プロロジスは8月31日、日本ロジスティクスファンド投資法人、三井物産ロジスティクス・パートナーズの両社と「パイプラインサポートに関する協定書」を締結したと発表した。

プロロジスは昨年11月以降、世界で負債削減とバランスシートの強化を目標に掲げ、今日までにその目標をほぼ達成。今後、日本では新規に開発した物流施設を長期保有資産として自社で保有するが、一部の施設はパートナーとの共同保有の方針を打ち出している。

また施設開発でも一部の事業を外部パートナーと共に実施するため準備を進めている。今回の協定書締結は、プロロジスの戦略と日本ロジスティクスファンド投資法人とのニーズが合致したためで、今後プロロジスの開発した一定規模の資産は、プロロジスと日本ロジスティクスファンド投資法人との共同保有、共同運営を目指す。

施設を共同保有する場合は、プロロジスが施設の一部持分を保有し、プロパティマネジメントやリーシング業務など施設の管理・運営を引き続き担当。施設の共同保有の開始時期や対象施設などは今後詰めることとしており、プロロジスは日本ロジスティクスファンド投資法人に安定的に投資機会を提供していく。

また、日本ロジスティクスファンド投資法人のメインスポンサー、三井物産グループとの新規施設の共同開発もその可能性を今後検討していく。

今回の協定はプロロジスと日本ロジスティクスファンド投資法人の2社間での排他的協定ではなく、両社が他社との共同事業を行うことも可能であり、プロロジスは現在複数の企業と新規共同事業の実施について検討中。

今後は、外部からの資本調達の一環として私募ファンドの組成など、様々な戦略を検討していくとしている。

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