東洋ビジネスエンジニアリングと日本オラクルは9月8日、製造業向け収益・原価管理ソリューションの提供での協業を発表した。
両社は、まず組み立て製造業向けにサービス提供を開始、順次他業種へとサービスを拡大していく。
今回の協業では、日本オラクルの予実管理アプリケーション「Oracle Hyperion Planning」とB-EN-Gの導入テンプレート「b-PCM(Business Enhancer for Profit & Cost Management)」を活用した導入支援サービスを併せて、収益・原価管理ソリューションとして提供する。
一方、Oracle Hyperion Planningは多次元データベースを使用し、多面的な切り口で情報の入力・分析・シミュレーションを繰り返し実行できる。これにより、製造業における各種現場データを適時に取り込み、迅速な意思決定を支援する。
これらを基にして提供する新ソリューションは、各部門で作成した販売計画、生産計画、購買計画などをもとに、全社利益計画のシミュレーションが可能。計画・実績を同一の計算ロジックとマスターで処理することで、収益・原価ドライバーによる信頼性の高い予実差異分析が可能になるなどの特長を持つ。
標準導入価格(スタンダード)は3800万円から(ライセンス/テンプレート/ハードウェア価格、導入費用込み)。標準導入期間は約3~6か月。