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住友電工/出荷重量ベースでのモーダルシフト率13.0%に

2009年09月10日/CSR

住友電気工業が9月10日に発表した「CSR報告書2009」によると、出荷重量ベ-スでの物流モ-ダルシフト率は13.0%と、前年比0.2%アップとなった。

同社は2002年度以降、長距離の大量輸送貨物を中心に、トラック輸送からCO2排出量の少ない鉄道や船舶への転換を推進している。従来のグル-プ内でのモ-ダルシフト化はコスト面で限界があるため、グル-プ外企業との連携を進めている。

2008年度では古河電気工業やパナソニックとの大型JRコンテナによる共同ラウンド輸送を開始した。

日本電線工業会物流委員会主導のもと、国土交通省提言の「モ-ダルシフトに関するソリュ-ションチ-ム(荷主、通運会社、JR貨物)」の第1号として、古河電気工業と組み、31フィ-ト大型コンテナ2台を使用。毎日、住友電工の「大阪→宇都宮」貨物の帰り便で、古河電気工業の「日光→尼崎」貨物を運ぶというラウンド輸送を、2008年10月から開始した。

パナソニックとの間でも「大阪⇔宇都宮」間で31フィ-ト大型コンテナによる共同ラウンド輸送を2008年12月から開始した。

2件の共同モ-ダルシフト化により、モーダルシフト率アップを実現。CO2排出量を年間200t削減することが可能となった。

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