川崎近海汽船は9月11日、5月8日に発表した2010年3月期第2四半期の業績予測値を修正した。修正後の予測値は売上高180億円（当初予測より7.1％増）、営業利益6億4000万円（540.0％増）となった。経常利益5億9000万円に変更はなく、当期利益は5億5000万円（1億円の当期損失）と大幅増に修正した。
修正の理由は、近海部門は一部回復の兆しを見せており、フェリー部門も天候に恵まれ想定を上回る航海数を確保したこと、国内航路再編に伴う内航船の売船処分により特別利益を計上するなど、予想を上回る業績が見込まれたため。
