LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

さくらインターネット/データーセンターのサーバーの在庫管理を一元化

2009年09月28日/IT・機器

インフュージョンは9月28日、データセンター事業を展開するさくらインターネットが自社の主力製品、「在庫スイート3PRO」を導入したと発表した。

さくらインターネットはウェブ経由で在庫情報を共有できる「インターネット見える化サービス」も併せて導入した。

今回の導入は、東京・大阪のデータセンター6ヶ所、大阪本社と東京支社、サーバー製造会社の在庫を一元管理するシステムとして導入したもの。導入で在庫管理体制が強化され、資産管理面からの顧客サポート体制の強化、経営判断の速度向上などが期待されている。

在庫管理システム「在庫スイート3PRO」は複数拠点の一元管理機能や、QRコードを用いたロット・シリアル管理機能を備え、複数拠点の一元管理が可能。さくらインターネットでは、従来からシステムによる在庫管理を行っていたが、製造協力会社への支給在庫や単品情報の管理強化を目指し、次期システムを検討していた。

そこで既存システムとの連携の柔軟性、インフュージョンの在庫管理の専門性などが評価され、導入が決まった。

また、両社の共同検証で、さくらインターネットが提供する低価格・高品質の専用サーバで運用が可能と判断された。専用サーバの導入で、事務所を占有する高価なサーバや専用回線、システム担当者を新たに用意することなく、24時間・365日のサポートとコストパフォーマンスの高いシステム運用ができるようになった。

今後、さくらインターネットは本社・支社、データセンター、製造会社など複数の拠点で入庫、組立、拠点間移動、受注などの各機能を活用し、一元的に在庫を管理。見える化サービスで、本社の営業部門・管理部門まで含めた在庫情報の共有化を図る。

サービス定着後は、さくらインターネット所有の資産管理システムとWebサービスでシームレスに連携させ、ビジネス展開にスピーディーに対応できる体制を構築する。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース