マルハニチロホールディングスは9月28日、北海道と青森地区におけるグループ生産拠点を吸収合併と吸収分割により、現行5社7拠点から1社6拠点体制への再編を決めた。
北海道と青森地区に点在するグループ生産拠点を統合・再編することにより、水産と農産原料の効率的確保と有効活用を図り、産地型生産拠点の確立を目指す。
あわせて、開発、品質保証などの機能を集約することによりコスト競争力を強化し、グループとしての総合力を向上させる。
再編のため、統合新会社を設立し、マルハニチロ食品（釧路工場、森工場の2工場）、デイジー食品工業、オホーツクニチロ、青森罐詰、ニチロ十勝食品を統合する。
再編において、子会社デイジー食品工業の虻田工場を閉鎖し、その後、生産している缶詰は、デイジー食品工業の富良野工場に移管する。
