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味の素/鉄道・船舶へのモーダルシフト率25.7%

2009年10月01日/CSR

味の素は9月30日に発行した「味の素グループ 環境報告書2009」によると、2008年度は物流過程で、CO2排出量原単位で2.6%(2006年度比)を削減したと発表した。

2007年度比では原単位で2.9%増加した。また、鉄道・船舶への2008年度モーダルシフト率は25.7%だった。今年度実績からカルピスの数値を編入している。

トンキロベースの合計輸送は5億3500万トンキロで、内訳はトラックなどが3億9800万トンキロ、鉄道が7200万トンキロ、船舶が6500万トンキロだった。

環境負荷削減の取組では、グループが所有する約430台の車両にデジタルタコグラフを装着し、急発進、急ブレーキの禁止やアイドリングストップの励行などを点数で評価。燃費向上につなげている。また1日1台あたりの改善目標を数値化し、その量をペットボトルに入れて掲示するなど環境配慮意識の向上にも取組んでいる。

車両では最新規制適合ディーゼル車の導入も進め、グループの連結子会社、エース物流各社が所有する自社車輌にエコタイヤやエコオイルを使用し、車種や配送形態を変えてテスト走行を実施した。

エコタイヤに関しては、中・長距離の定速走行が多い運行で燃費向上が認められたため、定速走行頻度の高い車輌に導入を決めた。エコオイルは粘度指数が高いメーカー純正のものか、JASO規格のものであれば燃費向上が期待できるため、規格適合品の使用を推奨している。

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