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経産省/8月の鉱工業生産18.7%減

2009年10月01日/調査・統計

経済産業省が9月30日に発表した8月分の鉱工業指数速報(鉱工業生産・出荷・在庫指数、稼働率・生産能力指数、製造工業生産予測指数)によると、生産は前月比1.8%上昇し6か月連続で上昇した一方、前年同月比では18.7%減と減少した。

指数水準は84.1(季節調整済)となり、電子部品・デバイス工業、鉄鋼業、輸送機械工業などが生産上昇に寄与した。品目別では携帯電話、半導体製造装置、小型乗用車の順に寄与が見られた。

8月の出荷は前月比1.0%の上昇と6か月連続で上昇(前年同月比は18.6%減)し、指数水準は84.5となった。出荷の上昇には鉄鋼業、一般機械工業、石油・石炭製品工業などが寄与した。

また在庫は前月比から増減なしと横ばい(10.4%減)で推移。指数水準は95.0だった。在庫の低下に寄与した業種は、電気機械工業、電子部品・デバイス工業、輸送機械工業など。在庫率は前月比0.8%減と3か月連続で低下(11.4%の上昇)。指数水準は122.6。

製造工業生産予測調査によると、9月は前月比1.1%の上昇、10月は2.2%の上昇だった。9月の上昇は、一般機械工業、輸送機械工業、化学工業などによるもので、10月の上昇は一般機械工業、鉄鋼業、情報通信機械工業などによるもの。9月の実現率は0.5%、9月の予測修正率はマイナス1.5%となった。

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