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PAL/4PL事業をスタート、専用サイト開設

2009年10月07日/SCM・経営

庫内管理と作業の受託事業・派遣事業を展開するPALは10月7日、荷主企業が求める真のコストメリットを提供するため、新たに4PL事業を開始し、専用サイトを立ち上げた。

同社では現在の荷主企業が求める抜本的物流コスト削減について、物流機能を細分化し、各物流機能に特化した能力を持ったプロフェッショナルの力を結集させ、資産の制約を超えた、自由なロジスティクス構築を行う必要があると判断した。

4PL事業では、物流機能別の専門家に依頼する「輸送」や「保管」に加え「庫内作業」も専門家で運営し、専門家を自由に組み合わせる。

外部の物流企業が保有する資産(車両・倉庫など)に制約されない、フリーな立場から顧客の要望や経営戦略に合わせた物流機能別の専門家集団(システム・倉庫・運送)を結集させるとともに、数値などを用いた物流情報の可視化を行う。

やみくもに数値を追うのではなく、経営戦略をもとに必要となる数値(物量予測、工数予測、KPI、KLPI)を設定してデータを取得し、数値に紐づく物流現場状況(ロケーション、スケジュール、作業内容など)も可視化することで、明確な根拠ある具体的な改善提案を行う。

さらに、経営と現場の情報共有・活用経営指標となる数値データを物流現場で取得して経営に生かせる仕組みを作る。

この実現のため、PALの4PL事業では「経営」と「現場」の2つの領域に専門サービスをたて、現場では、庫内オペレーションサービスを提供する。10年間、庫内作業に特化してきた経験とノウハウを活かし、物流センターに蓄積された情報を可視化し、徹底した数値管理のもと、庫内作業を自社運営し、庫内の効率化(改善)を実行する。

経営では、ロジ・コーディネートサービスを提供。庫内オペレーションで可視化された情報をもとに、荷主企業の経営戦略と連携して、荷主企業が求める物流戦略全体を提案/構築し、各物流機能の専門家をコーディネート&コントロールする。

4PLサービスは下記URLを参照。
http://www.4pl.jp

なお、10月16日開催の「ロジスティクスSCM+流通フェア」でセミナーを開催する。
http://www.l-partner.co.jp/lfs/

問い合わせ
PAL
経営企画部
担当:伊熊
a_ikuma@pal-style.jp
TEL.06-6539-8998

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