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プロロジス/全米・カナダの4-6月の大型物流施設空室率が10%に増加

2009年10月08日/調査・統計

プロロジスは10月8日、米国、カナダ、韓国についての「物流不動産マーケットに関する調査レポート」を発表した。米国とカナダの調査レポートは、プロロジスの各地域の営業担当者や仲介業者などが収集したデータなどを基に作成し、2009年1~6月の全米、カナダの主要な物流不動産マーケットの情報をまとめている。

調査レポートによると、昨年半ばには7.6%、昨年末は8.7%だった全米とカナダの主要マーケットの大型物流施設の空室率が、4~6月に10%に増加した。主要マーケットの賃貸契約面積の純増減が、2007年はプラス1300万㎡、2008年はプラス316万㎡だったが、2009年上期にはマイナス520万㎡に減少。新規施設の開発スタートが、2007年は1500万㎡、2008年は855万㎡だったが、2009年上期は46万㎡に減少した。

韓国では、既存の倉庫や物流施設のうち95%が現状にそぐわない施設であると推定され、経済成長と比較して物流施設は発展途上な分野とされている。しかし韓国企業は、今後世界で通用する物流システムとサプライチェーンネットワーク構築の必要性を認識し始めており、今後新しく効率的な物流施設の需要が拡大すると見込まれている。

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