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プロロジス/英国の環境配慮型物流施設、1物件で年3千万円以上削減

2010年06月23日/物流施設

プロロジスは6月22日、「ヨーロッパにおける物流施設のエネルギー効率から持続可能度を測定した調査レポート」を発表した。

このレポートは、ヨーロッパの法制度などにより、CO2排出量の少ない持続可能な物流施設への入居を希望する企業の増加について考察したもの。ヨーロッパの物流施設でも環境に配慮した物流施設が増加し、入居する側もこのような施設の利点を理解しつつある。さらには今後の物流施設選択の意思決定に大きく影響すると考えられる。

また、EUの建築物のエネルギー性能に関する条令が、各施設の所有者にエネルギー効率性能証明書の取得を義務付けたことで、各施設のエネルギー効率性能がEUの最低限の遵守基準と比べてどのような状況かということを論じている。

レポートでは、今後ヨーロッパで事業を展開する企業は、建物に関してエネルギー効率性能証明書を用いることで最もエネルギー効率の高い建物を選び、CO2排出量を管理するだろうとしている。

サステイナブルな建物の利用で、副次的にコストも削減でき、例えば英国では1つの建物につき1年間に3220万円~4690万円が削減できるとしている。

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