住商ネットスーパーは、首都圏を地盤とする食品スーパーのサミットと提携し、首都圏初のセンター出荷型ネットスーパーのサービスを10月1日から開始した。
ネットスーパーは、インターネット上で注文した生鮮品や食料品・日用品を、最短でその日のうちに自宅まで届けるサービスで、働く女性や高齢化世帯の増加、インターネットの普及といった社会環境の変化などで、利用者が急速に拡大している。
首都圏の従来ネットスーパーは注文を店舗で受け付け、スーパーの店頭に陳列された商品を届ける「店舗出荷型」で、住商ネットスーパーも2007年からサミットを通じて店舗出荷型ネットスーパー「らくちん君」を展開してきた。
今回は「センター出荷型」の場合は、商品を専用の加工・配送センターに保管し出荷するもので、在庫管理を厳密に行うことが可能で、配達時まで温度管理ができるので鮮度も保持。品ぞろえについても、通常の店舗の取扱商品だけでなく、こだわりの高級食材や産地直送品などが加わり、幅が広がったことなどが特徴。効率化により受注可能件数も大幅に増えている。