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ドイツポストDHL/国連の要請でインドネシアに災害対策チーム派遣

2009年10月14日/国際

ドイツポストDHLは10月8日、国連の要請に応じて「DHL Disaster Response Team(災害対策チーム)」インドネシアのパダン空港に派遣した。

災害対策チームはシンガポールのアジア太平洋地区担当チームとドバイの中東担当チームから派遣されたボランティア10名で構成され、すでに医療用品や発電機を空輸する航空機の受入れを開始している。

パダン空港では航空貨物の取扱量急増が見込まれるため、災害対策チームは一時的にその管理を支援する。今回の災害対策チームの派遣は無償で行われ、ボトルネックを抑えながら、空港の追加救援物資の受け入れ体制を維持する。

国連人道問題調整事務所、国連災害評価調整チームや各国政府と緊密に連携して、救援物資のロジスティクス活動を展開する。活動の一環として支援物資の仕分けや在庫管理なども含め、臨時の専門倉庫を空港で運営。さらに支援物資のトラックやヘリコプターへの迅速な積み込みを行う。チームは一週間で交代し、3週間にわたって活動する。

ドイツポストDHLはサモア首相の要請で、自社のロジスティクス専門家がロジスティクスに関する助言や計画策定など、サモアでの支援も継続するとしている。これとは別にフィリピンのマニラ・ニノイアキノ国際空港に派遣されたDHLの災害対策チームは、世界各地から届けられる支援物資の取扱いを10月2日から行っている。

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