丸八倉庫が10月14日に発表した2009年11月期第3四半期決算によると、売上高は38億1000万円（前年同期比3.8％増）、営業利益3億5600万円（25.9％減）、経常利益3億1000万円（25.9％減）、当期利益1億5200万円（35.4％減）となった。
第3四半期は顧客動向の掌握と積極的な営業に努めた。物流事業部門の売上高は第3四半期からスタートした貸倉庫の寄与で、1億1000万円増の35億2200万円、営業利益は600万円増の7億2200万円となった。
不動産部門の売上高は賃貸収入の増加で、3200万円増の2億8800万円。子会社の丸八クリエイトが保有している棚卸資産（販売用不動産）への「棚卸資産の評価に関する会計基準」適用に伴い、1億5700万円の評価損を営業費用に計上したため営業利益は1億300万円減の2100万円の損失となった。
通期は売上高50億7400万円（2.7％増）、営業利益4億9700万円（19.7％減）、経常利益4億2100万円（20.9％減）、当期利益2億1100万円（0.7％減）を見込んでいる。
