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丸運/売上高14.6%減、営業利益ほぼ4割減

2009年10月28日/3PL・物流企業

丸運が10月28日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高233億7000万円(前年同期比14.6%減)、営業利益5億2300万円(39.0%減)、経常利益5億1900万円(38.6%減)、当期利益4億8100万円(0.5%増)となった。

部門別にみると、一般貨物輸送・倉庫部門の売上高は117億1600万円(15.5%減)だった。昨年秋以降、荷主の生産調整等にともない悪化した荷動きも、最悪期は脱して持ち直しの兆しが見えるが、依然として低水準に止まり、輸送量・保管量ともに減少した。

液体輸送部門の売上高は80億7300万円(13.1%減)。景気の低迷と燃料転換の進展により、ガソリンなど石油製品や化成品の輸送量が減少した。国際輸送部門の売上高は18億8700万円(20.6%減)だった。電子材料や、非鉄金属などの一部品目について航空貨物を中心に回復の兆しが見られたが、海上貨物の回復の足取りは重かった。

鉄道利用運送部門の売上高は14億6900万円(9.1%減)。景気の低迷による消費の落ち込みに加えて自然災害の発生による輸送障害もあり、印刷物、青果物、飼料等全般的に輸送量が減少したのが影響した。

通期の業績予想は、売上高480億円、営業利益11億5000万円、経常利益11億5000万円、当期利益8億5000万円の見通し。

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