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ヒューテックノオリン/売上2.2%増、営業利益36%増

2009年11月02日/3PL・物流企業

ヒューテックノオリンが11月2日発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高162億3400万円(前年同期比2.2%増)、営業利益10億2400万円(36.0%増)、経常利益10億8600万円(32.3%増)、当期利益5億6000万円(20.5%増)となった。

売上高は、新規寄託者の獲得や既存顧客の関西圏における受託拡大などが増収要因となり、おおむね計画通りの水準となった。利益の面では、前年度と比較して燃油価格の下落が大きく貢献した。

しかし、営業収益の伸び悩みから利益率が低下するリスクを、継続的に取り組んでいる業務改善による経費削減に加えて、前期に稼動を開始した新設拠点の立ち上げ時の初期費用の解消などにより、営業原価を前年同期の水準以下に抑えることできた。

販売費・一般管理費は、来春開設予定の中部支店(愛知・小牧市)の用地取得(2009年5月)にともない、開発条件として同市へ帰属する周辺道路などの整備費用を計上した。

運送事業をみると、主力である冷凍食品の共同配送では、新規寄託者の獲得による取扱物量の増加などがあったが、「運送事業」に付帯する流通加工業務の減少により営業収益は前年同期との比較では微減だった。同事業の売上高はは111億5500万円(0.6%減)となったが、業務改善効果や燃油価格の下落などにより、営業利益は15億2400万円(26.2%増)となった。

倉庫事業では、既存支店における新規寄託者の獲得や既存顧客の取扱物量の増加、ヘルティーにおいては長野営業所(2008年5月稼動開始)のフル稼働などを主な要因として、売上高は44億9700万円(3.7%増)だった。外注費削減などを中心とした業務改善効果が寄与し、営業利益は4億7500万円(37.7%増)となった。

通期の業績予想は、売上高323億円、営業利益21億円、経常利益21億5000万円、当期利益11億8000万円の見通し。

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