ヒューテックノオリンが8月3日に発表した2010年3月期第1四半期決算によると、売上高は80億4000万円(前年同期比3.7%増)、営業利益6億7400万円(72.9%増)、経常利益7億600万円(63.4%増)、当期利益3億5400万円(40.5%増)となった。
事業別の概況は、運送事業が主力の冷凍食品の共同配送で取扱物量が回復、首都圏を中心としたチルド物流の伸長、ヘルティーの長野営業所の取扱物量増加が増収増益要因となり、売上高は55億2800万円(0.9%増)、営業利益は8億2100万円(38.0%増)となった。
倉庫事業では、昨年の中国製冷凍ギョーザの中毒事件により落ち込んでいた保管物量の回復や、既存支店の新規受託を確保できたことで、売上高は22億700万円(3.9%増)、営業利益は2億6500万円(40.1%増)となった。
その他事業では、関西工場の取扱物量増加などで売上高は3億6300百万円(64.8%増)、営業利益は3500万円(48.3%増)となった。
通期は売上高323億円(1.9%増)、営業利益21億円(13.9%増)、経常利益21億5000万円(9.3%増)、当期利益11億8000万円(13.7%増)を見込んでいる。