安田倉庫が11月5日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は161億500万円（前年同期比9.2％減）、営業利益13億3200万円（11.2％減）、経常利益12億2700万円（13.0％減）、当期利益7億1900万円（12.1％減）となった。
第2四半期は、物流事業部門で顧客の物流アウトソーシングニーズを開拓する営業を展開し、不動産事業部門では既存施設の高稼働率維持に努めた。第2四半期業績の計画対比では、売上高が下回ったものの概ね予定通りに推移している。
事業別の概況は、物流事業部門で前年度に稼働した加須第二営業所、大阪営業所、新山下営業所が収益増加に寄与した。一方、既存顧客の取扱が減少し、国際貨物取扱料や陸運料を中心に減収となった。物流事業部門の売上高は10.0％減の133億1600万円、営業利益は13.6％減の12億800万円となった。
通期は売上高350億円（0.3％増）、営業利益31億円（3.3％増）、経常利益29億円（3.6％増）、当期利益16億円（0.4％増）を見込んでいる。
