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富士通/多機能型新車載端末を開発、車両コスト削減

2009年11月05日/IT・機器

富士通とトランストロンは11月5日、物流業界向け運行支援ソリューションの新ラインナップとして、無線通信機能を内蔵した新車載端末、「モバイルトレーサー DTS-B1」の発売を開始した。

DTS-B1は、車両のエンジン回転数などを基に速度や経路などの運行情報を取得し、無線通信を通じてリアルタイムで本社、事業所に送信することが可能。効率的な運行支援を行えるようになる。

また、ドライバーが業務の開始時と終了時、メモリカードで事業所での運行データを登録する必要がなくなるため、運用負荷の軽減にも貢献。操作部を本体に内蔵し、従来必要だった外付け操作部が不要となっている。

さらに、運行管理に必要な10種の作業選択操作を本体前面パネルに搭載。GPSレシーバを標準装備しており、荷積/荷卸などのキーを操作するたびに車両の位置を自動で把握。運行管理システムと連携することで、経由地や休憩地などを日報に自動出力する。

このほか、富士通の「エコ&セーフティドライブ評価システム」とも連携し、1秒当たりの運行データを基に理想速度曲線を導き、実際に走った運行情報と比較するとエコ&セーフティドライブへの取組実態も可視化でき、燃費向上による燃料費削減、保険料や車両修繕費用の削減にもつながる。

販売価格はDTS-B1の基本セット一式が21万4000円で、今後3年間に1万台(DTS-B1の台数)を販売を見込んでいる。

DTS-B1の紹介サイト。
http://www.tcsd.jp/dts/entrance/prod/page_1.html.jsp

問い合わせ
富士通
流通ビジネス本部 ビジネスソリューション推進統括部 ロジスティクス推進部
TEL.03-6252-2394(直通)

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