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セイノーHD/売上5.1%増、営業利益25.9%減

2009年11月13日/3PL・物流企業

セイノーホールディングスが11月13日発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高2324億100万円(前年同期比5.1%増)、営業利益9億2200万円(25.9%減)、経常利益55億4000万円(24.4%増)、当期利益38億5400万円(66.4%減)となった。

連結対象子会社の増加があったため、5.1%増となった。経常利益は主に負ののれんの償却額の増加により24.4%増となった。

主力の輪送事業では、西武運輪が連結子会社となったこともあり、売上高は1778億7100万円(9.9%増)、効率化や費用の変勤費化に取り組んだものの荷勤きが低調に推移したことが響き、営業損失は10億6800万円となった。

4月にグループとなった西武運輪との業務続合により、関楽圏を中心としたネットワークの強化、国内航空貨物事業の強化を図り、営業拠点の統廃合や集配エリアの見直しなど費用面での効率化にも努めるなどシナジー効果の最大化を探るとともに、企業特性を生かしながら顧客利便性を提供できる体制を整えた。

事業運営の中核を占める西濃運輪は、きめの細かいサービスを提供する「オーダーメイド管理手法」を導人、出荷する顧客はもとより、受け取る顧客にも目を向けることでCS向上につなげてきた。

東京都内などのオフィス街で開設する「カンガルービジネスセンター」の展開を拡大し、22店舗体制とした。4月から導人した執行役員制度は、執行役員を全15エリアに配置し、収支改善を最大任務とすることで、利益重視の体制構築の一翼を担っている。

通期の業績予想については、売上高4800億円、営業利益50億円、経常利益140億円、当期利益70億円の見通し。

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