ソニーは11月13日、PC事業とデジタルイメージング事業を強化すると発表した。
PC事業については、2010年4月1日付で、PC事業の本部機能であるVAIO 事業本部に、ソニーイーエムシーエス・長野テック（長野・安曇野市）で行っているPC の設計機能などを統合する。
VAIO事業本部は、ソニーイーエムシーエス・長野テックのサイト内に新設する「長野ビジネスセンター」に移転する。これまでPCの設計・オペレーション・製造業務を行っていたソニーイーエムシーエス・長野テックは製造機能に特化する。
PC事業の商品企画から設計・オペレーション・製造などの機能を集結させることで各機能間の連携を強め、従来以上に効率的な体制の構築を図っていく。
デジタルイメージング事業については、新大阪ビジネスセンター（大阪市）を主な拠点としていたデジタル一眼レフカメラ「α」関連の事業を、2010年3月末までに品川テクノロジーセンター（東京・港区）に集約する。
ビデオカメラやデジタルスチルカメラなどその他のデジタルイメージング各事業部門との技術・製品開発の相乗効果の最大化を図り、「α」事業の強化を推進すると同時にデジタルイメージング事業全体の効率的なオペレーションを目指す。
