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三菱電機/イタリアの物流センターに太陽電池モジュール納入

2009年11月18日/国際

三菱電機は11月18日、約2.9MW(メガワット)の無鉛はんだ太陽電池モジュールをイタリアのコープ(生活協同組合)が新築した物流センター「CNNAプラト」向けに納入したと発表した。

設置面積はサッカー場5面分に相当する約2万1000㎡で、倉庫の屋上に設置された太陽光発電システムは、1棟の建物に設置されたものとしてはイタリア最大の設置容量。約2.9MW(メガワット)の無鉛はんだ太陽電池モジュールは、モジュールの鉛使用量がゼロ(0G)で、製品自体の環境への負荷を低減したモジュール。

イタリアのコープは、CNNAプラトでの再生可能エネルギーの利用割合を高めるために、総電力使用量を超える発電量が期待できる太陽光発電システムを導入した。

CNNAプラトでは、倉庫の屋上に2895kW(1万5650枚)、地上の駐車場に11kW(60枚)、計2906kW(1万5710枚)の太陽電池モジュールを設置。太陽光発電システムを建物の屋根上に設置する場合、地上に設置する場合と比べて電力買取価格が高く、土地の有効活用にもなるというメリットがある。同倉庫は、太陽光発電システムを設置することを前提に、屋根の角度などが最適に設計された建物。

イタリアでは、太陽光発電の電力買取制度(フィード・イン・タリフ)が整備されており、欧州太陽光発電協会(EPIA)によると、ヨーロッパではドイツやスペインに次ぐ約258MW(2008年)の市場規模となっている。

問い合わせ
三菱電機
中津川製作所 営業部 
太陽光発電システム海外営業課
TEL0573-66-8019

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