新日本石油は11月18日、子会社の和歌山石油精製で、バイオマス燃料供給有限責任事業組合(以下:JBSL)が利用するバイオETBEタンクをはじめとする基地設備「JBSL和歌山ターミナル」が完成した。
この事業は、2008年8月に、新日石と和歌山石油精製とJBSLとの間で、和歌山石油精製海南工場内の設備をバイオETBEの輸入基地とするための契約に伴い、JBSLが調達するバイオETBEの受入れ・払出しおよび保管業務を和歌山石油精製が受託して行うもの。
12月下旬には、JBSLの調達先となるライオンデルバセル社の米国チャネルビュー工場(テキサス州)から出荷された約22,000klのバイオETBEが、到着する。
今後、JBSL和歌山ターミナルは、西日本のバイオガソリンを製造する製油所へのバイオETBE出荷基地として機能する。