富士フイルムは12月11日、フラットパネルディスプレイ材料事業の主要製品「フジタック」の中核生産拠点、富士フイルム九州(敷地面積・約26万㎡)の第3工場第2ラインを本格稼動する。
この稼動開始で計画していた富士フイルム九州の3工場6ラインが全て稼動することになる。
富士フイルム九州は、「フジタック」の生産能力増強と安定供給のため2005年4月に設立。3工場6ラインを建設してきており、2006年10月に第1工場、2007年8月に第2工場がそれぞれ稼動している。
第2ラインの稼動で、第3工場(延床面積・約3万8000㎡)の生産能力は年間1億㎡(5000万㎡/ライン)となる。3工場を合わせた生産能力は6億8000万㎡。