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サッポロHD/ベトナムのビール会社を子会社化、工場着工

2009年12月10日/物流施設

サッポロホールディングスは12月10日、ベトナムでのビール事業を準備しているクローネンブルグ・ベトナム・リミテッドの出資持分を取得し、ベトナムでのビール製造販売事業に進出することを決めた。出資持分の取得後、クローネンブルグは社名をSapporo Vietnam Limitedに変更する予定。

サッポロHDによると、ベトナムに日本のビールメーカーが製造販売の拠点を構築するのは今回が初めて。クローネンブルグはベトナムたばこ総公社(通称ビナタバ社)とカールスバーグが折半出資で設立した合弁会社で、サッポログループが両社から計65%の出資持分を取得して子会社化する。

サッポログループは、クローネンブルグの出資持分取得を仲介する現地投資銀行との間で出資持分の65%を取得するために設立する、シンガポール所在の特別目的会社の全株式を取得する株式譲渡契約を10日に締結。取得先の2社と現地投資銀行は出資持分の譲渡で基本合意しており、最終契約締結の協議に入っている。

出資持分の取得後、サッポログループはロンアン省でビール製造工場を着工。2012年初頭には新工場で生産される製品の販売を開始する予定。製造販売開始8年目の2019年には15万klの販売数量を目指す。製品はビナタバ社の販売網を活用するなどして主要な小売店、業務店に販売する。

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