ロッテは12月10日、日本IBMの協力で主力製品を製造する狭山工場に、設備管理システムを構築したと発表した。
ロッテは今回さらなる食の安全と事業の継続、設備管理の一元化によるコスト削減を目的に、設備管理を強化し整備状況の可視化するため、日本IBMの協力で5月から設備管理システムの構築を開始していた。
新システムでは、企業内のあらゆる資産や設備をWebベースで管理し。保全作業管理を効率化するソフトウェア「IBM Maximo AssetManagement」の製品群が採用された。IBM Maximo Asset Asset Managementは、あらゆる資産や設備の計画から運用、メンテナンス、廃棄までのプロセスを可視化し、顧客の現場業務から経営層への情報のシームレスな伝達を支援するもの。
ロッテは新システムの稼動で、設備情報の正確な管理による食の安心・安全への対応の迅速化、部品の故障に起因する製造ラインの停止などの未然防止と製品の安定供給、安定した設備の仕入れやメンテナンスによる関連費用の削減などの効果を見込んでいる。