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野村総合研究所/販売在庫の可視化など業務統合サービスを提供開始

2009年12月16日/IT・機器

野村総合研究所は12月15日、スウェーデンのシステム開発会社シンクロン・インターナショナルの日本法人シンクロン・ジャパンと、「グローバル業務統合サービス」の提供で協力に合意した。

今回の合意で、業務統合に課題を抱える製造業向けに、調達・生産・在庫などを一元管理するサービスを2010年初頭から提供する。

市場のグローバル化に伴い、製造業の情報システムの面では、世界各国の拠点にまたがる調達・生産・販売・アフターサービスなどの横断的業務の効率化などの課題解決が、既存の基幹業務システムの再構築や拠点内の基幹業務システムを単一のERPで統一するERP統合では、必ずしも容易でないことが指摘されている。

このため、野村総合研究所は自動車、産業機械メーカーなどに実績を持つシンクロンの「業務統合基盤ソフトウェア」と連携した新サービスを提供する。

このサービスでは、拠点横断での調達生産販売在庫の可視化、複数拠点にまたがるオーダーマネジメント、グローバル・サプライチェーン・プランニング、グローバルな価格管理部品表など各種マスタデータのグローバル連携・統合の5点の実現を目指す。

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