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米AMBプロパティ/世界の物流不動産需要、2010年5億平方フィート増加

2009年12月17日/調査・統計

米AMBプロパティコーポレーションは調査レポート「グローバル・サプライチェーンの内側:製造・貿易・在庫と物流不動産の新需要モデル」を刊行した。

調査レポートの概要によると、米国の製造、貿易、在庫は持続不可能な低レベルに落ち込み、消費は1.9%減と減少幅が少ない一方で、製造、貿易、在庫はピーク時の2007年第4四半期と比べ2ケタ台の減少となった。在庫を再び積み、物品に対する基本的需要を満たすには製造、貿易の回復が必要としている。

反面、世界の製造・貿易は回復傾向にあり、主要国はここ数か月、貿易と工業生産で成長傾向を示している。この傾向は持続的な在庫の増加と物流不動産需要の増加の先行指標とされる。

貿易に関するコンセンサス予想によれば、2010年は米国で約1億平方フィート以上、世界で約5億平方フィートの物流不動産需要の増加が予想され、2009年1-3四半期の2億2500万平方フィートの規模だったネガティブな編入から完全に転換するとしている。

デビッド・ツイスト AMBプロパティコーポレーション調査担当バイスプレジデントは、レポート刊行に関連し「構造的な関係が変化したという証拠がなく、貿易が依然として生産性向上と全体コスト低減に有効なため、こうした指標が回復すると考えている」と述べた。

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