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パナソニック電工/FA関連事業を子会社のSUNXに分割承継

2009年12月18日/SCM・経営

パナソニック電工と子会社SUNXは12月18日、パナソニック電工のFA関連製品の製造・販売に関する事業を会社分割によりSUNXが承継すると発表した。

パナソニック電工の制御機器本部は、「FA機器」、「デバイス」、「車載」の3つの事業を展開している。SUNXは1969年の創業以来、センサを核に、先進技術で製造ラインの自動化や省力化を行ってきた。レーザーマーカーを開発し、多様な製品・部品に高速微細に印字するニーズに対応するなど、センシングとレーザーテクノロジーの分野で事業を展開してきた。1987年にパナソニック電工とFA機器事業における業務提携を行い、2000年にはパナソニック電工の持分比率が50%を超え、パナソニック電工グループの一員となっていた。

世界同時不況による設備投資抑制の影響により厳しい市場環境のもと、FAトータルでのソリューション提案が重要になるとともに、中国をはじめとするグローバル展開やFA機器以外の事業の拡大を図ることが必要になっている。パナソニック電工のFA機器事業とSUNXが一体となることによって、機動的で柔軟に対応できる組織構造に転換し、両社のセンシングとコントロール技術の融合によるシナジー効果を発揮し、新事業領域への展開を図る考えだ。

会社分割と同時に承継会社であるSUNXは、「パナソニック電工SUNX」に社名を変更する。現在国内外で販売しているSUNXブランドの製品については、社名変更と同時にブランドの切り替えに着手し、順次Panasonicブランドに変更していく。

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