富士ゼロックスは1月28日、分散している生産機能を再編・統合すると発表した。29日付で生産系の新会社として富士ゼロックスマニュファクチュアリングをそれぞれ設立し、4月1日に事業を開始する。
富士ゼロックスマニュファクチュアリングは、粉砕トナーや感光体を生産する富士ゼロックス竹松工場を富士ゼロックスから分割・統合し設立。
また、富士ゼロックスイメージングマテリアルズを合併し、電子部品や光学機器など基幹部品製造の鈴鹿富士ゼロックスとプリンター製造の新潟富士ゼロックス製造の生産機能を統合する。
さらに生産機能統合の一環として、国内外の複数拠点に分散する感光体生産と粉砕トナーを、富士ゼロックスマニュファクチュアリングの竹松事業所（旧富士ゼロックス竹松工場）に集約してプラント稼働率を最適化させ、オフィス向けプリンターの生産を中国に全面的に移管する。
プロダクション商品など高技能型の生産は、富士ゼロックスマニュファクチュアリングの新潟事業所に集約して技術力を強化する。
