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大和鋼管工業/基幹業務システムを再構築、オラクルの中堅企業向けシステム採用

2007年08月23日/SCM・経営

大和鋼管工業(株)は、基幹業務システムを再構築する。オラクルの中堅企業向け業務アプリケーション「JD Edwards EnterpriseOne」、システム基盤として「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Database 10g」を採用する。新基幹業務システムは2008年5月から稼動開始する。

溶融亜鉛メッキ鋼管メーカーの大和鋼管工業は、これまで複数の個別システムを組み合わせた基幹業務システムを利用していたが、理論在庫と実在庫の不整合、物流実績管理、原価計算整合時の時間ロスなど、データが一元管理されていないことに起因する課題を抱えていた。

こうした課題を解決し、事業拡大と確実な収益確保を狙い、業務効率化、顧客対応力強化による顧客満足度の向上と意思決定の迅速化を実現するための基幹業務システムの再構築を行うことにしたもの。

新システムでは、会計業務、販売管理、在庫管理などの流通業務、生産管理、原価管理や生産実績管理などの業務で「JD Edwards EnterpriseOne」を採用。

また、同社が独自に開発予定の生産実績管理システムとの柔軟な連携を実現するため、「Oracle Fusion Middleware」のSOA基盤を採用した。

同社では、新システム構築により、在庫と原価の早期把握による利益管理体制の強化、製造実績データとの連携によるリアルタイムなトレーサビリティの実現、社内外環境の変化への柔軟な対応を目指す。

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