新日本製鐵、松菱金属工業、新三光製線の3社は2月4日、特殊鋼棒線二次加工分野の合併を発表した。
新日鉄の連結子会社である新三光製線を、同じ連結子会社の松菱金属に吸収合併させることで、新三光製線の筆頭株主であるメタルワンとの間で合意した。特殊鋼棒線二次加工分野(冷間圧造用鋼線・磨棒鋼)における新日鉄のグループ競争力強化の一環。
新日鉄グループは、収益力と競争力を一層強化していくため、グループ会社の統合・再編などに取り組んでおり、東日本地区における新日鉄グループの特殊鋼棒線二次加工分野の生産・販売拠点であり、連結子会社である新三光製線を、同地区における中核子会社の松菱金属に吸収合併させることにした。