キリンホールディングス(キリンHD)は2月8日、サントリーホールディングス(サントリーHD)との経営統合の交渉を認識の相違があったなどとして、交渉を終了したと発表した。
キリンHDは、経営統合後の新会社について、公開会社としての経営を前提に経営の独立性、透明性が十分に担保されるべきとして交渉を続けてきた。
しかし、この点でサントリーと認識が食い違い、交渉を継続しても顧客や株主などから理解が得られないと判断。交渉を終了したもの。
一方、サントリーHDは、統合比率などでキリンとの間に認識の相違があり、この交渉で自社が追い求める新会社の実現は難しいと判断し、交渉を終了したとしている。