キリンホールディングスは8月27日、メルシャンを完全子会社化すると発表した。
キリンHDを完全親会社、メルシャンを完全子会社とする株式交換を実施。株式交換比率はキリンHD1に対してメルシャン0.14。
メルシャンでは、2010年5月に水産飼料事業部における不適切取引が判明し、メルシャンは過年度決算を修正する事態となった。
今回の事態を受け、キリンHDはメルシャンの経営基盤とコーポレート・ガバナンスの強化が急務と判断し、メルシャンを完全子会社化するという。
株式交換を実施後の11月中にメルシャンは上場廃止となる予定だ。
キリンHDは、すでにメルシャンを連結子会社としているため、完全子会社化による業績への影響は軽微と見込む。