名糖運輸が11月10日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は238億円（前年同期比8.6％減）、営業利益9億3900万円（13.8％増）、経常利益9億5100万円（8.9％増）、当期利益4億8200万円（0.8％増）となった。
各事業の状況は、貨物運送事業がチルド飲料の販売不振などで物量が伸び悩み、売上高は8.5％減の195億100万円。営業利益はグループ全体で運行の効率化に務め、50.3％増の11億1400万円となった。
物流センター管理事業は、子会社で一部センター業務を中止したこともあり、売上高は7.4％減の42億3500万円、営業利益は28.7％減の4億700万円だった。
物流センターのメンテナンスなどその他事業は、売上高が56.5％減の6200万円、営業利益は62.2％増の4900万円だった。
通期は売上高470億円（5.1％減）、営業利益8億円（5.4％減）、経常利益9億円（4.4％減）、当期利益4億5000万円（34.3％増）を見込んでいる。
