新和内航海運は2月12日、日本コークス工業と日本コークス工業の完全子会社の室町海運株式会社の全株式96万株を取得する基本合意に達し、今後両社間で交渉すると発表した。
3月31日には新和内航海運が室町海運の全株式を譲受する見込み。
室町海運は、1951年、旧三井鉱山(現日本コークス工業)の石炭輸送会社として創業。鉄鋼、電力関連などの内航貨物輸送を展開している。
今回の株式取得で、新日本製鐵グループの一員の日本コークス工業と連携を強化し、同種の貨物の取扱い増加による配船効率の向上、両社の営業力の相乗効果による荷主サービス充実などを図り、収益力を向上させる。