シンフォニアテクノロジーは2月24日、京セラミタから連結子会社であるダイケンの全株式を取得すると発表した。
シンフォニアテクノロジーは、一般産業機械用、工作機械用、自動車用、複写機用などのOA機器用マイクロクラッチなど幅広い分野向の電磁クラッチ・ブレーキ事業を展開している。ダイケンは、複写機用電磁マイクロクラッチ専業メーカーとして創業し、複合機、プリンタ用ペーパーハンドリング関連商品の事業を中心に展開している。
ダイケンは、プリンタ・複合機メーカーグループ企業としての高い技術蓄積と生産技術力によりOA機器用電磁クラッチメーカーとして評価を得ている。
両社の事業において競合する顧客がほとんどないため、今後のOA機器用マイクロクラッチ事業拡大に向けたシナジー効果は大きいと判断し、ダイケンの株式を取得することを決めた。
