CSKシステムズ中部は3月10日、工場現場での製造実行を支援する「製造実行支援シリーズ」の新ラインナップとして、「RFID部品払出保証」の発売を開始した。
セットの内容はUHF帯RFID･リーダーライター（RW）本体が1台、UHF帯RFID･RWアンテナユニット2個、UHF帯RFID･リライタブルプリンタ1台などで価格は280万円。
RFID部品払出保証は、製造業の倉庫から製造ラインへの部品の供給ミスの防止を実現するシステム。特に、工場内の倉庫で部品を品揃えして組立ラインに供給している工場現場に向いており、部品の品揃え段階で発生する部品の抜けや誤りによる組立ラインへの部品供給ミスを防止する。RFタグ付きの部品払出指示書を利用し、作業者は指示書に従って仕分けし、仕分けられた部品の容器に払出指示書を添付する。
部品容器を品揃えして運搬する際に、指示書のRFタグを読み取らせることで自動照合し、不足や誤りがある場合は画面に警告を表示。目視でのチェックと比較して、払出ミスを削減し、品揃えチェック作業の負荷を軽減する。また、表示内容の書き換えが何度でも可能なリライタブルシートを活用しているため、現場のペーパーレス化も促進する。
