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CSKシステムズ中部/危険区域の記録管理システム開発

2010年01月20日/IT・機器

CSKシステムズ中部は1月20日、工場現場での製造実行を支援する製品・サービス群「製造実行支援シリーズ」の新ラインナップとして、「WiFi(米Wi-Fi Allianceから認定された無線LAN通信機器間の相互通信規格)安全記録管理」を発売すると発表した。

内容はWiFiタグ15個、WiFi位置検知アプリケーション「Ekahau Vision」(15クライアント用)などで、価格は300万円。

WiFi 安全記録管理は、製造業の安全衛生環境の整備を実現するもの。特に製造現場の加工工程で、危険区域の安全管理に関する業務の改善を支援する。無線LAN技術を利用したWiFiタグを作業者全員が携帯し、作業者の危険区域への立ち入りと退去を移動記録として継続的に位置を測定する。

この測定結果から、作業者ごとの危険区域の滞留時間を集計し、金属粉塵が多いなど健康管理上影響のある区域に長時間滞在している状況や、本来危険区域のため回避すべき経路を使用している実態など、管理者に対し、安全管理上のリスクの実態を明らかにする。

さらに、非権限者の立ち入りを識別するなど、移動記録を活用した安全管理の改善を可能にする。

導入した場合、作業者に負荷をかけず実績が収集でき、作業者の危険区域への入退実績を可視化。記録から作業者ごとの滞留時間を把握し、立入管理の改善や危険予防の立案が可能になるなどの効果が得られる。

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