CSKグループのCSKシステムズ中部は3月24日、工場現場での製造実行を支援するための製品・サービス群「製造実行支援シリーズ」の新ラインナップとして、「作業チェックナビ」の発売を開始した。
「作業チェックナビ」は、製造業における品質向上施策の一環として、梱包ミスの防止を実現するシステム。特に、製品ごとに同梱品が異なる梱包工程を有する工場現場に対して効果を発揮する。
工場での梱包工程においては、同梱品の漏れや誤りがないかのチェックが行われているが、このチェック作業を作業者自身に実施させている場合、人的ミスによる入れ忘れや入れ違いが発見できず、同梱品のみを再発送するなどのリカバリが発生するケースが見受けられる。
このような課題に対し「作業チェックナビ」では、同梱品をPC画面に表示して作業者に通知し、作業完了チェックを入力させる。すべての同梱品について完了チェックが行われるまで次の製品の画面に切り替わらなくすることで、作業者自身がチェックを確実に行い、ミスがあった場合はその場で発見することができる。これにより、梱包における人的ミスを防止して、手戻り工数を削減することが可能になる。
